2010年08月29日

セール乱発と今後の対策

最近は、ブログではなくどちらかといえばツイッターのほうに関心が移っています。
以前より特段記事投稿時に調査等を行っていたわけではなくので、散発的な
ツイッターのほうが内容的には合致しているのかもしれません。

ブログには、まとまった内容を記しておきたいときだけ利用するようになっていくと思います。


ここしばらくは、夏休み期間ということもあり、いろいろな店舗に行っていました。
都内に限らず、埼玉や神奈川のブックオフにも行きました。特に、大宮や大船に最近
オープンしたSUPER BAZAARも制覇してきました。


最近のブックオフは、全店でほぼ共通のセールを同時に開催し、その内容をサイトで
事前告知するスタイルを導入しています。この情報は、モバイル会員登録すれば
メールで送りつけられていたのですが、私はそのメールが煩わしいので店舗登録を
外していました。同じように感じていた人も少なからずいたのではないでしょうか。
むしろ、セール情報は、有志?により2ちゃんねるなどにまとめられ、
2次利用者がそこを参照する形で活用されていたのではないでしょうか。

このスタイルは来月からのブックオフのモバイルサービスの形態変更以降も踏襲
されていくのではないかと予想しています。


まあ、それ自体は特段不便はないのですが、ブックオフのここしばらくのセールの乱発は、
各店舗の棚の疲弊感を生んでいるのではないかと思われます。セールにより在庫を
圧縮したい意図があるのでしょう。

一方で、圧縮された在庫の少なからぬ比率がアマゾンマーケットプレイスの出品に
振り向けられており、特にセール価格になることよって仕入れ対象となる、
最安値が1000円強をつけていた単行本は、それを出品商品の主力にしている
出品者の中では、このようなセールの頻発によって、その後かなり厳しい戦いを
強いられているケースもあるものと思われます。

私は、最近は単行本はごく一部を除いてはほとんど仕入れていませんし、売上に占める
単行本の比率もとても下がっています。とはいっても、単行本の値下がりを
高みの見物という風にのんきに構えているわけにはいかず、単行本の扱いが
減ったことによる目減り分を補う方法を考えていかなくてはいけません。


一番簡単な方法は、とにかく高頻度で広範囲の店舗に仕入に行くことですが、
このような体力勝負の手法は、薄利商品を高回転で取り扱うことと原理は一緒なので、
最後の手段にしておきたいものです。

しばらく前にブックファーストの店員ブログで話題になっていましたが、
自己啓発本とそれを主力ジャンルにしていた一部の高回転出版著者のブームは
去ったとのことです。この風向きの変化が誰の目にも確定的になれば、これまで
ランクだけで仕入れていた自己啓発本で売りぬくタイミングを逸したものは、
捨て値での処分を余儀なくされることになるでしょう。
その一方で、自己啓発本からの受け皿ジャンルを(そのようなジャンルがあれば、ですが)
いち早く検知して品薄になる前に仕入れておくことができれば、その出品者は
大きな利幅を得ることができるでしょう。

そのあたりの市場調査などが重要になってくるのではないでしょうか。


他にも、出版業界の縮小、電子書籍の伸長の可能性、アマゾンのFBAのデメリットなどが
最近の話題として出ていますが、これについてはまた機会があれば整理してみたいと思います。
posted by raoya at 21:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録