2011年02月19日

年明け以降の仕入・販売環境の変化

ブログ更新の習慣がすっかり失われている最近ですが、そのかわりと言ってはナンですが
去年の5月にtwitterを始め、こちらのほうはもうちょっと高い頻度でツイートしています。
実は、最近のブログ記事は、ツイートから適当に抜粋・再構成するという書き方に
なってきています。
最近のエントリーがまとめ記事のような書き方になっているのはこのためです。
よろしかったらフォローください。
http://twitter.com/raoya1


さて、年明け以降の話題として思い浮かぶのは、以下の3項目でしょうか。

1)ブックオフせどりとAMAZONでの出品の様子を取材したテレビ番組が放映

2)ブックオフが、レシートへのスタンプ取得用の13桁の番号の印字と、セール対象品への1dayサンクスパス適用について指針

3)アマゾンがFBA機能の一部について市川から常滑に変更することをアナウンス


以下、これらの件について考えたことをコメントします。

1)高齢者の収入獲得手段としてのブックオフ→AMAZONせどりがゴールデンタイムに
テレビで紹介されたことで、やってみようと考える人が出てくることは間違いありません。
その結果、ブックオフの仕入対象商品の獲得競争倍率は上がり、
AMAZONでの出品数は増えて最安値の下落が発生します。
従来同様の手法を継続しているとその分だけジリ貧になっていくことは間違いありません。

ただ、果たして、我々は、これまでずっと同じ手法を継続してきたでしょうか。
何も新しいことを考えなかったという人であっても、最低限、仕入元や販売先の
種々の制度変更(送料変更、FBA、割引制度変更、店舗の開閉店など)には
対応してきているはずです。それにすら対応しなかった人は、制度変更を契機に
撤退していくと思いますので、今後も、変化に対応した人が残っていくことになります。
変化とは、仕入元や販売先の制度だけではなく、同じ手法をとる競合の増加も
変化のひとつであるわけです。要は、変化に対応すれば生き残る余地が生まれ、
対応しなければ撤退していく、ということです。

生き残りを可能にするには、自分の身をハイレベルなところに置くことではないでしょうか。
競争過多といっても、誰でもできるレベルのところがいちばん倍率が高く、
誰でもできるわけではないようなハイレベルであるほど倍率低くなっていくと思われます。


2)ブックオフのモバイルサービスは一般顧客の間には浸透していないのではないか
という推測を見聞きします。
10回買い物をして(はしごしない客であれば)1回10%引きといっても、
金額的にたいした恩恵にはなりません。ヘビーユーザーへの還元という
趣旨はわかりますが、ヘビーユーザーの購買動向がこの割引制度で
どの程度変わるのかはよくわかりません。
そういうこともあって、過度な割引にならないような線引きをしたという趣旨も
あるのかもしれないと思っています。
あわせて、店舗ごとの割引ルールの統一というのは当然最初からされているべきことであり、
ようやく新システムの運用が安定してきたということを意味しているのかもしれません。

一方では、モバイルサービスを取り止める店舗もあるそうで、おそらく一部の
フランチャイズ店舗ではモバイルサービスが店舗運営の障害になっている可能性もあります。
昨年末から店舗限定の割引券の発行が継続的に行われていますが、これらの
割引サービスについての今後の方針動向には注目です。


3)これまでFBA化する商品をすべて一箇所に送ればよかったものが、商品によって
送付先を分けなくてはいけなくなる変更ですが、FBAの総在庫が増加すれば
フルフィルメントセンター(以下「FC」)数が増えるのは当然のことです。
ただ、出品者ごとにFCを分けるのではなくて商品種類ごとにFCを分けるという方針は、
出品者の負担よりもFCでの作業効率を優先したということを意味しており、
出品者の立場が弱いAMAZONらしい対応だなと思わせます。
今後、さらにFBA化の流れが進んでFCの細分化されることがあった場合に
どのようになっていくのか、混乱も予想されます。


変化への対応が大切であることを上に書きましたが、外的要因による危機感がないと
どうしても、対応のことを考えることを避け、惰性で従来手法をなぞるだけになって
しまいがちです。
日々の効率という観点ではそれでも困らないのですが、やはりそれではモチベーションが
上がらずにジリ貧になっていきます。手法の幅を広げられるように、
いろいろなアンテナを張っていきたいと思っています。
posted by raoya at 20:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録