2014年01月26日

出版社と共存する

25日 丸の内線、小田急線7店舗
26日 埼京線、京浜東北線5店舗

各店舗とも恒常的セールを実施しており、売り上げ作りが至上命令であることが
伺われます。それを目的として仕入れに訪れている人も各店舗で見かけました。
本全品半額や、月末まで毎日セール、といった、かつての時期の恒常的セールよりも
思い切った内容のセールをしている店があるのも特徴です。
閉店を予感すらさせられます。

これまで判明している都内閉店予定店舗は戸越銀座と木場葛西橋通りとのことですが、
他に武蔵野緑町も閉店を告知しているとの話を聞きました。もしかしたら
極端なセールを行っている店舗の中で閉店するところがあるかもしれません。


前回の記事で購入点数を絞って仕入れていることについて触れました。
絞り方としては、重量のある書籍の基準を厳しくするなどの方法もありますが、
その他の方法の一つとして、新品在庫との兼ね合いの話を書きたいと思います。

私は、新品在庫のある商品は、原則仕入対象外としています。
原則、と書いたのは、例外があるからで、Cにあった時の数合わせや
自分で読んでそのあと売ろうと考えて買うときなどがありますが、
セールで仕入適格になるような新品在庫のある商品を買うことは
今ではまずありません。

理由は二つあります。
一つ目は、単純に、新品在庫切れしない限り、新品価格が値付け上限
となるからです。要は利幅が限定的であるということです。
この考え方は、私が昔属していたグループの考え方(薄利脱却)の
影響です。

もう一つは、新品在庫のある商品を中古販売するということは、
出版社と売り上げを競い合うことを意味しており、
出版社の売り上げを奪うことは、意図するしないにかかわらず
出版業界の衰退に手を貸すことにつながります。
それをしないようにするためです。

このような綺麗事を言っていられるのは、まさに生活の糧を
ここに依存していないからであり、依存していないからこそ
出版社とパイを食い合うような行為は避けるべきではないか
と考えています。

生活の糧を依存していないということは、それだけ、金銭面では
制約が少なく自由度が高いことを意味しているわけですから、
わざわざ薄利多売してまで忙しい思いをする必要などないのです。
かわりに時間配分など他の制約があるわけですから。

よく「副業」などという人がいますが、副業と名乗るということは、
やはり生活の糧をここに依存していると宣言していることを意味しますので、
薄利多売をしたり数字を作るために無理をしなければいけない局面がある
のだろうと思っています。私は、自分の活動を「業」だとは考えていませんので、
「副業」だと名乗ることもしないように意識しています。

ちなみに、金銭的な制約が少なく自由度が高いということは、目標を持たずにきままに
やるということと同意ではありません。何らかの形で目標設定をすることは
実践していることに対する達成感という意義を持たせますので、生活の糧を
依存していなくても、目標感覚は業として行っている場合と同じように
持つことも十分あると思っています。ただし、今の私が同じかどうかについては、
あまり胸を張れるものではありませんが。


以上のような考え方を共有できる人とはこれまで出会っていないのではないかと
思っていますが、このスタンスからは特に他と情報交換する必要性もあまり
生じませんから、仕方ないことなのかもしれません。
私自身も、ブログこそ書いてはいましたが、特段情報交換する仲間を探していた
わけではありませんでしたし、店舗でも一般人を装って仕入れていますので
声をかけられることは(店員と間違えられることも)ありません。
ブログのコメント欄で声をかけられることがなければ誰とも交流することは
なかったと思っています。
ちょっとしたきっかけが、思わぬ影を落とすものですね。
posted by raoya at 21:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録
2014年01月19日

一般人を装って仕入れる

13日 横浜線3店舗
18日 山手線2店舗
19日 小田急線3店舗

前週と比較して店舗数が多くないですが、13日は重量オーバーで早めの手じまい、
18日は用事の合間、19日は出発が遅かったことが理由です。
今日は雪の天気予報のところ快晴だったわけですが、小田急線の車窓から
真っ白の富士山が輝いており、いい方角を選んだなと満足。自分の中では
もっとも遠出となる店舗選択をしたのですが、半年ぶりの利用となるその店舗の
収穫は、幸い満足いくものでした。これが低収穫ですと、遠方立地店舗の場合は
なかなか足が向きづらくなりますので、その点でも満足です。

公共交通機関で仕入を行うスタイルの最大の問題点は収穫品の搬送です。
キャリーバッグを持ち運ぶ人を時折見かけますが、いかにも仕入れに来ました
という感じなのが嫌なので、私はそのようなスタイルはとりません。
(誰かと一緒に仕入ツアーに行く場合だけは例外として持っていきます)

あくまでも、一般人を装って仕入れるのが私のスタイルです。
購入品のカテゴリーに一貫性のないことや、同一商品の複数点購入を
悟られない限り、一般客を装っていても一定水準の書籍仕入れを行うことは
十分可能であると考えています。

一般人を装う要件としての振舞いとしては、バッグのほかに以下があります。
・購入品は腕に抱え、購入点数が増加した場合にはじめて籠を利用する
・短時間に連続サーチを行わず、あくまでも調べもの程度のサーチにとどめる。
・度を越した大量買いをしない。大量時には基準を上げるなどする
・同一店舗同一フロアに長時間滞在しない。大型店舗でも全フロアで1時間程度以内
・赤カートに群がるようなことはせず、偶然前を通った程度の物色にとどめる
・ストッカーをあけない
・予告セールがあったとしても開店ダッシュをしない
・極端な高頻度利用店舗を作らず、各地店舗利用頻度のローテーションを組む

上記には、一般客の中でも特殊な人であれば行いそうな行為が混じっていますが、
そういう人たちと同じカテゴリーではないという意識で臨んでいます。

そうまでして一般人を装う理由として最大のものは、仕入を、気持ちに余裕をもって
優雅に行いたいという気持ちがあるからです。こんな着眼点で仕入をしている人は
そうそういないと思いますが、セール乱発時期以降の、殺伐とした、競争オンリーの
空気には辟易としていましたので、この風潮が少しでも広まってほしいと考えています。

私が大荷物とならない程度しか仕入れないのは、(傍から見てどうかは不明ですが)
自分的な優雅さを保つための一日あたりの購入重量リミットを設定していることに
結果としてなっています。時間効率的にはどうかという論点はあると思いますが、
それに対する見解は、別の機会があれば書いてみたいと思います。
posted by raoya at 21:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録
2014年01月12日

年初来の仕入状況

元旦 最寄り1店舗
2日 南武線周辺5店舗(ボウズ1)
4日 東急線6店舗
11日 西武線5店舗(ボウズ1)
12日 東西線等4店舗(ボウズ1)

前回のエントリーで公共交通機関利用で仕入れていると書きましたが、行き先店舗の選定は、
「沿線」「前回利用からの経過日数」「期待収量(相性)」「他の用事との兼ね合い」
「行動可能時間」「保有クーポン券有効期限」といった要素で決めています。
丸一日使える場合には、開店から夕食時までに帰宅できる時間帯を充てます。
今年は正月休みが長かったので、2日と4日は丸一日仕入れに充てることができました。
元旦の仕入は、年賀状の投函のついでに寄った程度です。


5日まで開催のウルトラセール期間中は、同業者を見かけることはとうとうなかったものの、
その割に収穫も思ったほどではなく、2日にはセール対象外のCDを中心に仕入れるなど
意味不明の行動をしていましたが、4日の仕入ではその分をやや取り返した感じの手応え。
一月いっぱいが有効期限の20%割引券(オークションで実勢価格300円前後)も、店によって
くれたりくれなかったり。6日以降もくれる店もあればレジに置いてあるのに購入金額が
少なかったせいかくれない店もあったりと、店ごとの方針の不統一感はいつもながらでした。

数店舗回るときには時折ボウズの店が混じります。このような店は、巡回頻度を落としつつも
たまに偵察に行くことにしていてやっぱりだめだった場合と、他の用事の都合で前回の利用から
日をおかずに行くも棚が入れ替わっていない場合とがあります。
ボウズ回避にこだわって基準を落として買っても、荷物が重くなるうえに売れなくて
後日後悔することにもつながるので、ボウズであっても感情を乱すことなく淡々と店を
巡回するよう努めています。

セールに依存しないスタイルでやっているのでセールのメール配信登録は全くしていないのですが、
この週末はCDDVDの10%オフを中心としたセールがサイト上でも告知されています。
それ以外でも、今日行った店では単行本雑誌等が30%オフ(ワンデイ併用不可)というセールが
行われていたなど、売り上げを作るのに対する必死さが感じられます。年末の買取は相当あった
であろうことから、捌けないと在庫が相当大変な状態なのではないでしょうか。もちろん
収益の方も厳しいと思います。人件費にも上昇傾向がみられるとの話もありますので。

ブックオフのセール実施は、AMAZONマーケットプレイスへの商品供給単価下落に直結しているので、
後日AMAZONの相場は間違いなく下がります。
そういった意味では、セールは極力避けてもらい、AMAZONの実勢価格を高値維持してもらうのが
共存共栄なのですが、そんな悠長なことを言ってもいられないのでしょうね。

また、セール実施に誘引されて業者の利用が集中すると、彼らが主要ターゲットにしている
わけではない定価超え商品の多くも、ついでに刈り取られてしまいます。
この点が個人的には最も痛手です。


これから、このような感じで店頭所感を中心に綴っていきたいと考えています。
結果として手の内を晒すようなこともあるかもしれませんが、手の内を晒すことは
時に既得権からの脱却・成長をも意味することがあると考えているので、
あまり気にせずいこうと思います。
posted by raoya at 21:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録

業務日誌としての再開を検討

このブログも前回投稿から約2年のブランクが空きましたが、その間も仕入れては売り、
を続けていました。

ブランクの間、ブックオフでは、ビームやスマートフォンの普及、セール縮小、
書籍やディスクの棚占有率の縮小、値付け方針の転換、同業者大量購入行為への警告
等様々な環境変化がありましたが、個人的にはさほど大きな打撃を受けることもなく
続けることができています。

ただ、今後も同様に継続できるかどうかは定かではないため、年も改まったこともあるので
再度業務日誌的な記録をつけることで自分の活動を見つめる機会を作ろうかと考えました。
以前のように、過去の体験を徐々に織り込むようなことはせず、その時々に見聞きし
感じたことをそのまま綴るスタイルにしたいと思います。

ですので、更新は週次が目安になる予定です。
「ブックオフでの仕入れ」を中心に書くことについては変更ありません。

再開に当たり、立ち位置を記載しておきます。
・当初はAMAZON新品在庫切れの新品転売。現在は在庫のほぼすべてをブックオフ仕入
・取扱商品は、書籍がメインで、補助的にCD・DVDを取扱い
・新品在庫切れを主力とする(出版社と競合しない品揃え)方針は当初から継続
・ブックオフの黄色いカード、黄色い袋の頃からの転売経歴
・平日会社勤めで主に週末を仕入時間に充当
・仕入れの足は公共交通機関で、新宿を中心としたエリアを巡回
・プロマーチャントですべて自己発送。FBA利用実績ありだが現在は保管数0
・オフ会等による業界人との接点有。情報商材利用歴無
posted by raoya at 20:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録