2014年04月27日

リユース革命

26日 京王線沿線等 4店舗
27日 小田急線沿線等 4店舗

緑の映える季節になってきました。GWですので売り上げの低迷する
局面もあるかもしれませんが、一喜一憂せず取り組んでいます。


リユース革命(24日夜発表)
http://reuse.yahoo.co.jp/revolution/
が話題になっています。

もう相当期間ヤフオクを利用しておらず状況を把握して
いなかったので、今回のニュースを受けて少し眺めたところ、
昨年、minikuraといった保管・出品・発送代行サービスや
Yahoo!買取といったネット古書店の買取りと同じサービスが
導入されており、かつての純粋なオークションサイトからずいぶんと
様変わりしているように感じられました。
http://pr.yahoo.co.jp/release/2013/0913a.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1303/22/news069.html

今夏の提携の目玉は以下と理解しています。
(1)ブックオフの店頭での買取品目を拡大しヤフオクでも販売
(2)ブックオフ店頭での在庫切れをヤフオクで補填

これによるフローの変化は以下のとおりと考えています。
(1)現在廃棄されていた商品がヤフオクに流れる
(2)ヤフオクの出品物をブックオフの顧客が買うというルートができる

(1)は供給総量の拡大なので、ヤフオク相場の押し下げ要因、
(2)はあきらめてAMAZONで買う人が減りAMAZON相場の押し下げ要因
といったところですが、ブックオフの単行本等の単品管理の値付け
にくらべれば、影響は小さいような印象を受けます。

おそらく、一番影響を受けるのは、新刊書店、そして新品転売でしょう。
なぜならば、供給が太くなることにより、出版から日が浅い商品が
出回りやすくなるからです。

それよりも、このようなニュースが出ることにより、中古品の転売への
参入者増加を抑制する効果や既存業者の撤退効果が見込め、市場参加者の
淘汰による「王道ルートでの仕入れ環境好転効果」のほうが大きいかも
しれないと思ったりもしています。
最近ブックオフの棚がよくないという声が日増しに高まっていますが、
これは、相場連動性の強化の影響で、主に、AMAZONで新品在庫のある
商品についてサヤがぬきづらくなっているためと思っています。
なぜなら、そのような商品をターゲットにしていない私は
そのような感想を持っていないからです。
AMAZONで新品在庫のある商品をターゲットにする人が撤退(もしくは
仕入先の変更)することで、AMAZONで新品在庫のない商品が一緒に
刈り取られるまでのタイムラグが長くなる効果がある、ということです。

なお、(2)については、これとは別に、新宿西口店が、店舗限定で、
店内在庫がない場合にブックオフオンラインの在庫取り置きを行う
サービスを開始したとの店内アナウンスおよびポスター掲示をしています。
このフローと今回の資本提携とが関連しているのであれば、
近い将来ヤフオクとブックオフオンラインとで在庫の融通が始まる
可能性があります。

ちなみに、出版から日の浅い新刊書籍をいきなりオンラインに取り置き依頼
できるのかどうかは不明です。
もしそれが大規模に行われた場合、新刊書店の取り寄せと何ら変わりがなく、
明らかにバッティングします。
まあ、店舗に取り置きを頼む人は通常はネット環境のない人ですので、
即影響が出るということはないと思ってはいます。
ただ、今回の新宿西口店は同時に店内配置変更と携帯電話コーナーの
拡充を行っているのですが、一部の在庫配分をかなり変えたような印象を
受けました。オンラインとの在庫融通をかなりきめ細かいレベルでやるように
なったのかもしれません。

一般に対するアナウンスがなくても、水面下ではいろいろな試みが
行われていることが垣間見えた一週間でした。公企業ですら変化を試みているの
ですから、一個人でやっている場合はもっといろいろ考えなければなりません。
posted by raoya at 20:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録
2014年04月20日

転売行為者は忌避やむなしか

19日 山手線沿線 1店舗
20日 根岸線沿線 3店舗

巷で話題のこちら…
娘の結婚相手の職業「せどり」について
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2014/0414/653158.htm

大昔に発言小町ウォッチャーブログを書いていた(紹介は
しませんが今も残っています)ので懐かしく読みました。
転売行為が一般人からどう映っているかが垣間見えて興味深いです。

個人的には、転売行為の定義を、時間空間の差による価格差を利用して
サヤを抜こうとする行為のうち、仕入にあたっての条件が、一般消費者が
購入するのと同一(小売価格)でであるもの、と考えています。
卸売価格で仕入れるのは転売行為ではなく流通業であると理解しています。
転売は流通業なのかといわれると、やや違和感がありますよね。
そこに線引きがあると考えています。

そのうえで、転売行為者がどのような点で嫌われているのかを
考えてみました。
1.行為者自身に底辺意識があるため社会常識に頓着していない
2.早い者勝ちであるため自己中心性が目につく
3.店舗での振る舞いが消費目的購入者のそれと異なっている
4.大量購入することで店内陳列に悪影響を与える

1.は意識の問題です。非底辺意識さえ持っていればこの点で
嫌われるような行動は回避できます。

2.は1.と共通の側面もありますが、そのほか、「転売業者に
先に買われて買えなかった」との意見の中には一定の濡れ衣が
混在していることを指摘しておきたいと思います。
なぜ「濡れ衣が混在」なのかというと、これが該当するのは
買えなかった本が高ランクの場合等限定だからです。
すなわち、ランクの低いプレ値本は「先に買われて買えなかった」
に該当するほど「どの店の棚にでもある本」ではなく、
転売行為者のせいで買えなかったとはいえないからです。

そもそも、店に陳列されている一点ものの商品はすべて「早い者勝ち」
ですから、特定の人だけが他の人の購入機会を奪っているという
ロジックは成り立たないはずです。
これは後述の4.にもつながります。

3.は、振る舞いが異なっていること自体よりも、振舞いが
異なっていることでその人が転売行為者であることが特定でき、
転売行為者がすべからく1.2.に分類されるような人種であると
考えている人から忌避される、というロジックではないかと思います。

非常識行為者と転売行為者とはイコールではないはずですが
そこに対するレッテルが強く刷り込まれていることに暗澹たる思いになります。

4.は、棚をすかすかにするという意味での問題なのですが、
消費目的の購入者であっても棚を枯らす買い方をする場合があるので、
その場合は「購入点数の多寡」で識別すべきものと考えます。

以上のことから、一部の振舞いの悪い転売行為者の存在が、一般人に
転売行為を振舞いの悪い人種の行う行為であるという印象を与えている
ということがわかります。

振舞いの悪い人種も、常に振る舞いが悪いわけではなく、転売行為の最中だけ
悪いのではないかと好意的に推測しているのですが、その理由は、
その人が転売行為を底辺行為であると考えていることに起因するという
結論になりました。転売している人で底辺意識を持っている人は、
早くそれを捨て、ハイクオリティな転売を目指しましょう。
posted by raoya at 17:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録
2014年04月13日

回転率を犠牲にして利益率を優先する

12日 東急線沿線等 5店舗
13日 メトロ副都心線沿線等 4店舗

春の陽気は増税の影響をあまり感じさせない雰囲気が漂って
いる感じですが、当然一定の影響は発生しているわけで、
それが見える形になって表れるまで一定期間を要するのでしょう。

ブックオフの店頭の値付けも消費税を勘案した水準、たとえば
*60円等のこれまで見かけなかったような50の倍数以外の値札が
散見されるようになってきました。108円の値付けは普通に買っても
一円玉を必要とするようになりましたが、以前よりedy払いにして
いるものですから、その変化の影響を感じずに済んでいます。

売り上げの方は4月に入ってから高いものが出るようになり、
在庫処分のような売り上げが中心だった3月とは打って変わった
ようなサイクルに入ってきた感じです。4月は概してそのような
月なので、特に何らかの下積みの成果というわけではないですが。

ただ、在庫の特徴が一定の効果を生んでいるところはあると思いますので、
それについて少し書いてみたいと思います。


期間収益の源泉は、売り値の単価、利益率、回転率です。
単価は定価(当初の価値)、利益率は供給(出品点数)、
回転率は需要(ランキング)が指標になります。

絶対額を増やすには3要素とも大きければいいわけですが、
単価が高ければ仕入れコストが上がり、
利益率が高ければなかなか売れず、
回転率が高ければなかなか仕入れられません。
3要素の適正水準がどこであるのかの判断は人により異なり、
その差異が出品スタイルの個性となっています。

私の場合は、新品在庫のある商品は原則仕入対象外にしていますので、
上記に当てはめますと、回転率を犠牲にして利益率を優先するスタイルです。
回転率を犠牲にしているため、自然体では在庫は漸増傾向にありますが、
何かあると思わぬ高値にすっ飛びやすい商品を多く在庫していることになっています。
とはいっても、思わぬ高値になる確率は低く、仮に在庫中に高値になったとしても
その途上の中途半端な水準で売れていくことが多いです。

この「自然体では在庫は漸増傾向にある」ことが悩みの種で、AMAZONで
出品数過多の値崩れ商品は処分してしまいたいのですが、いざ処分しても
その後それなりの確率で再度仕入れています。すなわち需給に循環性が
あるのです。
それを知ってしまうと、値崩れしても処分ができなくなり、自己発送で
ある(非FBA)ために保管コストが目に見えづらいことから、棚が
足りなくなって困る、という状態になります。

さらに最近は捨て値に価格改定することも発送労力の無駄と考え、
最低出品価格の基準も上げたため、仕入点数のほうが売り上げ点数を
上回る傾向が継続しています。

これを改善するために、今後は、仕入基準の絞り方をもう少し厳しく
するのだろうとは思っていますが、なかなかそれが変えられないのが
現状です。
やはり、店に行ったら一定の収穫は欲しいですからね。
posted by raoya at 21:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録
2014年04月06日

平日忙しくても週末仕入れに行く

5日 小田急線沿線 5店舗
6日 丸の内線沿線 5店舗

今週末は増税後の初めてのブックオフ利用でしたが、値札シールは
105円で残っているものは105円のまま販売していましたね。
費用対効果で出したある意味当たり前の結論だったのでしょう。
その他、250円のCDが280円になっていたりといった変化は見られましたが、
顕著な変化はない印象です。

最近は平日の夜に店に行けることはなくなりましたが、週末は以前と
同様に出かけています。今週末は天気が不安定で、朝は改正でも
昼に強風と降雨というめまぐるしい天候の変化でしたが、これは
春の一側面なのでしょう。


普段の平日はデスクワークばかりで、日の高い時間に外に出る機会が
ないのですが、休日は仕入を名目に出かけ、仕入途上で他の用事や
情報収集や気分転換をして帰ってくるという過ごし方をしています。

たとえば今週ですと、土曜日は天気が荒れることの予測もないままに遠出を
し、ちょっと雨にぬれたりしながら、これまで歩いたことのないルートの
田舎道を歩いたりしてきました。
この距離は、昔であれば行こうかと考えるような距離ではなかったのですが、
巡回店舗の選択肢が多いほうが収量が期待できること、交通費や所要時間が
それほどでもないこと、気分転換に適していることなどといった理由で、
巡回ルートに入っています。

もちろん、遠出したのに全然取れないと徒労感が強いため、頻度は成果に
応じて調整していることは言うまでもありません。
その結果、最近は、北方面に行く機会を減らしているので、
北方面の店舗にはぜひ在庫の質を上げる工夫をお願いしたいものです。
posted by raoya at 21:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録