2014年11月28日

価格レンジの波動周期

24日 山手線沿線等 4店舗

今週末は時間に余裕がないので、ちょっと早めにエントリーを上げて
おくことにしました。来週末から再来週にかけても変則的な
生活パターンになることから、エントリーのタイミングは不規則
になる可能性があります。


週末にブックオフに行くときはいつも午前中から夕方の時間帯なのですが、
午前中はたいてい店はすいていて、最近は午後もそれほどでもないことが
多い印象です。
以前は、週末の5時以降に地元の店に行って込み合っていることがよく
あったのですが、最近はその時間帯に店に行くこともないので、あまり
込み合った店内に居合わせる機会がなくなり、果たして本当に客足が
遠のいているのかどうかはよくわからない状態です。
ただ、決算説明等から推察するに、おそらく趨勢としては客数減×客単価増、
という路線で行くのでしょう。それと歩調を併せて、人件費減×インフラ投資増、
という路線も自然の成り行きです。その結果として、
複数フロアの店舗でレジを一部閉めている時間帯が長くなったり、
ベルでレジに呼び出したりする店が増えている傾向が見受けられます。

まあ、棚の中身さえ鮮度を保ってくれていれば、その辺は目を瞑ってもいいかな。


売れ行きの方は、時折来る波を除いてはやや小休止気味。小休止になると、
値付けのことが気になります。

商品が売れていく価格レンジというのは、主に、
1)通常期間内での売れ値の価格レンジ
2)長期の売れ値の価格レンジ
という景気波動のような複数のレンジがあるのだと思っています。
細かく分ければ、もっと多くの周期をもつ波動が重なり合うことで
複雑な価格レンジを形成しているのだと思いますが、いずれにしろ、
いずれかの波動をターゲットとし、そのピークの価格帯で値付けして
待ち構えるのが理想です。

どの波動をターゲットにするかは各人のポリシー次第です。
波動の周期が長いほど、売れるまでの時間がかかるもののその分ピークは高い、
という傾向があると思われ、どちらの要素をどの程度優先するによって
どの周期をターゲットにするかが決まるのだと思っています。

なお、超回転系で早く売りたい場合には短期波動でありなおかつ
上限よりも安いところで待つことになるのであり、時間価値を売値に
優先していることになります。とはいっても、波動周期の下限以下で
値付けするのは過度のダンピングでありもったいない売り方、
ということになります。


というわけで、すべての商品には波動があり、商品ごとに波動を利用する
単品管理と、カテゴリーごとに大雑把に括って波動を設定するグロス管理
とがあるのだと思います。出品点数が限定的な場合には、単品管理に
近い方法をとることにより、仕入金額比で高い収益率を上げることを狙うの
でしょうし、資金効率を上げることを狙う場合にはグロス管理のくくり方が
肝になるのだと思います。

まあ、理屈が整理できても、その通りに実践できなければ意味がないので、
まずはこれを実効性のあるところに落とすところから始めましょうか。
posted by raoya at 22:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録
2014年11月23日

転売業の神の見えざる手

22日 常磐線沿線等 4店舗
23日 横浜線沿線 4店舗

安値出品が買われることで訃報を知るということが多くなりました。
徳大寺有恒しかり、高倉健しかり。でも赤瀬川原平の時には
もともとの高値本がなかったので在庫もなく、知ってからの購入。
なかなか訃報に接したときに高値を維持した状態になっていることは
ありません。
それは訃報に限らず、何らかの事前察知不可能な事象が発生した
時に備えて、とやるためには膨大な在庫が必要となり、現実的では
ありません。

とはいうものの、供給過剰な時に市場から吸い上げ、需要が高まった時に
市場に放出することにより、「品切れによる購入機会喪失」や「市場価格の
過度な変動」を抑制する、という役割を神の見えざる手により行っている
ことになるのが転売業の存在意義ですので、在庫による臥薪嘗胆期間は
ある程度はやむを得ないということになるのでしょう。
(回転率だけで勝負している人はこれには該当しませんが)

ただ、訃報以外の要素である商品が高騰した場合に、その後どのような推移を
するかについての傾向がある程度類型化できることが見えてきているので、
その知識を蓄積することで、この傾向をより高度に活用できるものと考えています。


今日行った店では、棚の商品の一部に「ヤフオク」との表示のされている
ものがありました。
B3G9Y2_CMAEUAGH.jpg
フランチャイズ店などではAMAZON併売品に色付きのシールと管理用の番号が
記載されていたりすることがありますが、この大胆な記載はヤフオクとの
併売と考えてよいのではないかと思います。
これが、店単位で出品しているのか、本部の統制の効いたところでの出品
なのかはよくわかりませんが、わざわざヤフオクとの関係性を客に見せている
というところにどのような意図があるのかはやや謎めいています。

先日中間決算発表の説明会の動画も公開されており、ますます相場を意識した
ブックオフになっていくことが見込まれます。これまで市場間裁定取引で
成立していたものが、時間軸の相場変動での勝負を求められるようになっていく
環境の中、いろいろ妄想してみたいと思います。
posted by raoya at 21:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録
2014年11月16日

相場連動性値札につく価格の中身

15日 東急線沿線等 6店舗(ボウズ1)
16日 メトロ丸の内線沿線等 5店舗

寒い地方は事情が違うのかもしれませんが、東京でいちばんいい
季節と感じるのがこの時期です。仕入れに行くと昼食は基本店で
食べるのですが、春や秋の穏やかな天候の日には公園のベンチ等で
食べたりすることもあります。
というわけで土曜日はバスを乗り継ぐ交通不便地域の業態変更(PLUS)
店舗の視察を兼ねて公園ランチをしてきました。

で、主目的の視察先の状況なのですが、棚の品ぞろえは大幅減、という感触。
中型店だと思っていたのですが今確認したら小型店と記載されていました。
まさにそのような変化を遂げた印象であり、かつ、在庫ラインアップが
無難にセレクトされている観があるので、仕入の観点では小型店よりも
たちが悪いです。
この印象は中目黒やあざみ野といった別なタイプの転換をはかった店で
受けた印象と全く同じです。棚が、NHKの大河ドラマの毎週の放送から
総集編に、もしくは、NHKの大相撲放送から夜の大相撲ダイジェストに
になってしまったような感じです。


このブログでは、店を回って宝探しする楽しさや、ブックオフの出来の
悪いところを嘆きつつも暖かく見守ることをベースに書いてきています。
それはそれで楽しいことなのですが、その一方で、店を回ることで
満足してしまっている点について、これでいいのかという疑問は別途
あります。
店を回っていれば済む時代ではとっくになくなっていることは、
今週もハウツー以外の文庫にも相場連動性値札が貼られている棚の店に
行ったことで再認識させられたのですが、このスタイルはゆっくり
確実に他店舗に拡散しつつあります。

中古書籍の時価は、出版からの経過年数、話題性、需給などで決まります。
何もなければ経年に応じて右肩下がり、何かあれば跳ね上がる、という価格
推移をたどるため、上昇は急に、下落はゆっくりと、という円の対ドル
レートにも似た動きになります。
このことから、ブックオフの相場連動性値札につく価格は、直近の改訂からの
経過日数が長ければ長いほど実相場よりも高めになる傾向がありそうです。
これは、安く買いたい人にとっては非常によろしくない値付け方法ですし、
ブックオフにとっても、価格に目を瞑って買う人以外には売れていきづらい
値付け方法です。
ブックオフの相場連動性値札には出力した年月までが記載されているので、
おそらく多くても月1回の見直しでしょうが、「最初から350円くらいのC予備軍」
と「高すぎる値札のせいで売れず」だけでかなりの比率になっていると思われます。
本はあくまでも客寄せと割り切り、今後売り上げのウェイトを下げていく方針で
あれば、それも承知の上なのかもしれませんが。
posted by raoya at 21:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録
2014年11月09日

秋の日の落穂拾い

3日 中央線沿線等 5店舗
7日 通勤経路 1店舗
8日 東急線沿線 3店舗
9日 西武線沿線 4店舗

3日の祝日には、秋深まる風景を愛でる目的を兼ねて、郊外の店に
行ってきました。その途中、大昔に車でしか行ったことのない店舗から
その隣接店舗までのちょっと長い距離を、オンラインの地図アプリを
頼りに歩いて移動しました。
歩いての店舗間移動というのは以前はよくやっていたことなのですが、
ルートを開拓時に頼りにしたのは当時は文庫サイズの紙の地図でした。
今回久しぶりに地図を頼りのルート開拓で、時代の変化を実感。
同時に、時の流れによる足腰の衰退も少し実感しました。

歩いて移動するときのコースとしては、幹線道路だけではつまらないので
細い道を通ることも少なくないのですが、今回道路の密度の低い辺鄙な
場所を抜ける道を歩いたところ、都内とは思えないような眺望の開けた
エリアをに出て、ちょっと得した気分を味わうことができました。

他に無人駅を乗降するなど小旅行気分も楽しんだのですが、
収穫と散策とはなかなか両立しないものです。
のどかなのは風景ばかりではなく、棚の中身までもがのどかで、
風景を楽しめなかったらこの間の移動は全くの徒労といったところでした。

とはいいながらも、徒労店舗が混在していても一日の中では辻褄が合って、
それなりの数字を作れていることが少なくありません。
この日も総合評価してはまあまあ、といった感じ。


8日は午前中の用事の後、遅ればせながら業態変更のリニューアルをした店舗に。
ハグオールになった方の店は、店の外観はイメージが変わりましたが
中についてはレジスペースの縮減で吸収した印象であり、棚のボリュームには
それほどしわ寄せが見られませんでした。
ヤフオフになった方の店は、1階については書棚も白で背の低いものになり
イメージチェンジを図った感じです。2、3階はレイアウトだけ変えた
印象ですが、1階のイメージチェンジの影響で全体としては陳列ボリュームが
減った印象。
ボリュームが減っても、ダブリをなくすことで吸収しているのであれば
まだいいのですが、常時その状態が維持できるかどうかはわかりませんので、
今後の棚の具合には引き続き注視でしょうか。
ちなみに、両店舗はリニューアル前に行ったときの収穫は散々だったので、
今回はそれとの比較でいえばそこそことれたかなーという手応え。


9日は午前中の用事の後に苦手店舗を攻めたのですが、思わぬ収穫。
初期のころに新刊書店で買って定価の約10倍近くで売ったこともある
著者の作品は今も高値がついており滅多に見つからなくなりましたが
その方の2作品を苦手な2店舗でゲットするという奇跡。
本当に最近は単行のターゲット本を拾うことができるのは奇跡に近く
なっているのですが、どんな時でも拾える落穂の余地があることを
肝に銘じて腐らずに巡回していればこういうこともあるのだなと
改めて感じました。
posted by raoya at 20:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録
2014年11月02日

「かうかう君」と「うるうるちゃん」

27日 通勤途上 1店舗
1日 京浜東北線沿線等 5店舗
2日 メトロ銀座線沿線等 3店舗

行った店のいくつかでは、この三連休にセールを実施していました。
とはいうものの、それに踊らされることなく、セール対象商品ではない
いつものターゲット商品を中心に物色してきました。店員同士の会話で
「せどりのおかげで棚が空いた」みたいなやり取りが耳にはいったので、
それも多少は影響したかも知れません。
客の動向について他の客に聞こえるように話すのはもってのほかなのですが、
そんな常識もバイトの末端には浸透していないのでしょう。

店内はセールだからと言って特段の雰囲気の違いはなく、やや閑散。

ちなみに、この週末は北限の地である大宮にも行ってきたのですが、
大宮の新店舗ではひっそりと以下の企画が行われていたことが判明。

「【よむよむ君の子ども達の名まえ公募「名づけ親賞」授賞式】」
https://www.facebook.com/bookoffcorporation/posts/345035015677299
--引用ここから--
子ども達の名まえを付けてくださった埼玉県にお住いの近藤様の
「名づけ親賞」授賞式と、10万円分のお買物券付1時間お店貸切イベントを
BOOKOFF PLUS大宮ラクーンで行いました!

受賞された近藤様は、開店時間前のお店にご家族4名でご来店されました。
よむよむ君もお出迎え。
「名づけ親賞」の賞状と目録を進呈後、1時間限定のお買物をスタート!
皆さんバラバラに、気になる商品がある売場へと直行されました。
--引用ここまで--

開店前という早朝に「ご来店されました」なんてあたかも自発的に来たかのように
書いてありますが、実際には時間指定で呼びつけられたであろううえに、
店内貸し切りという圧力をかけて売り上げ貢献を強要されるという暴挙!

事前のキャンペーン告知で入賞者の特典は店の貸し切りだと書いてあったのは、
何かサークルでイベントでもする想定なのかなと思っていたのですが、
学生のノリでもない限りそんな使い方をしたい人がいるはずもなく、
とはいっても代替となるアイデアも持ち合わせていることもないことから、
店員やイベント関係者の監視の元で商品物色、という、当選者様におかれましては
誠に居心地の悪い、悪夢のような一時間を過ごされたようです。
おそらく、このかたはもう二度とこのようなキャンペーンに応募するのは
やめようとの誓いを新たにしたことでしょう。
(FBの書きぶりからは、以前の正月のくじの一等でささやかれたような内部者を
当選させるようなことをしたわけではなさそうで、同業者でもなくほんとうに
一般人と思われます)


しかし、「かうかう君」と「うるうるちゃん」!
かうかう君は牛なんでしょうか!?昔GATEWAYっていう牛のデザインのPCが
ありましたが、あれを想起してしまいました。
うるうるちゃんは、ブックオフのバイトに応募して採用されたけれども
バイト仲間のノリの特殊さ加減についていけずに休憩時間にトイレで
ウルウルしているような雰囲気を醸し出しています。

まあ、いつまで存続するキャラクターだかわかりませんので、賞味期限内に
最大限活用していただければよいかと思います。
posted by raoya at 19:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録