2015年02月22日

開拓意識

21日 京急線沿線 3店舗

今週は仕入れは一日のみ。さらに用事の合間で短縮仕入でした。
最近は店舗に入ってもちゃんと見る棚が以前よりも少なくなってきており、
販売実績のないものを新たに発掘しようという意欲にやや陰りがあるように
我ながら感じています。
他のことに時間のウェイトを移したいと考えているのは確かですが、
それと開拓をやめることとは同じことを意味してはいないと思っており、
続ける限りは開拓意識を絶やさないようにしなければいけません。
仮に何ら開拓しなかったとしても、これまでの蓄積から、足元ではそこそこの
手応えを得られるとは思いますが、それでよしとしてしまうと時とともに徐々に
地盤沈下していきます。
それに加え何よりも一連の動作が機械的かつ事務的になっていき、何の
ためにやっているのかよくわからない状態になりますので、それは何としても
避けたいことです。

その回避策の一つとして、取扱いジャンルを広げる方法がとられることが
一般的には少なくないですが、個人的には拡大はあまり考えていないので、
それ以外の観点でのカンフル剤を検討したいといったところです。
数字を増やすことを目的とするのではなく、意欲的に取り組める仕掛けを
作ることを目的として考え、その結果として数字がついてくる、というのが
きれいな形では、と思っています。


実はこれまで、サーチにはピコピコの元祖たるいわゆるフィーチャーフォン
をずっと使っており、ブランドタッチならぬブラインドサーチ体制を確立
していたのですが、格安スマホは意外に使えるとの巷の情報に基づき、
中古スマートフォンとデータ通信のみのSIMカードを契約、遅ればせながら
スマホユーザーの仲間入りを果たしました。
これまで、かなり昔のipod touchでwifiのみ環境で使っていたので、
使用感はある程度分かっているのですが、導入したのが中古ながらも
これまで使っていた機種があまりに古かったことと今度の機種が
アンドロイド端末であることとで、技術と反応の進化を体感してるところです。

今月からなので、まだあまり要領を得ていませんが、棚の前での動作は
これまでと完全に違うので、ここらへんで何らかの自分なりの工夫が
できればいいと思っています。
posted by raoya at 20:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録
2015年02月15日

さようなら中目黒、そしてその先の観測

11日 小田急線沿線 3店舗
14日 中央線沿線 2店舗
15日 丸ノ内線沿線 3店舗

中目黒店が3月いっぱいで閉店するとの報がはいってきました。
自分にとっては、大井町、原宿が閉店した時と同レベルの衝撃であり、
白金やホームが閉店した時よりも大きな訃報との感触です。

山手線からの放射状の鉄道路線沿線駅の23区内にある店が続々と
閉店していくトレンドの中で、東横線沿線店舗に限っては、急行停車駅ごとに
潤沢に店舗展開されていながらもこれまで無傷で生きながらえていましたので、
生贄が出るのは時間の問題かとも思っていました。自分の中では、学芸大学や
菊名あたりが候補かなと考えていましたので、中目とは全くの意外な結果でした。

この店舗の個人的な位置づけとしては、ターミナル駅への展開が始まる前の
往年のブックオフ感を強く漂わせる、味のある店でした。意味不明なエレベーターや
中途半端な階段、かつての3階奥のアダルトコーナーののれん界隈の区画、
トイレの古臭さ、桜の季節には店周辺が大変な賑わいになる季節感、と
特徴を語りはじめたらきりのないような、味のある店でした。
交通アクセス的にも2路線直結という利便性があったため、ごく初期のころから
巡回ローテーションに加えていた店でした。
確か中型店舗のカテゴライズだったかと思いますが、3フロア展開であり
掘り出し物が多かったこともあって、自分の中ではかつては五反田並の位置づけを
していました。

1階と2階の棚を入れ替えるなどのレイアウト変更をしたころから、行くたびに
収量が目に見えて減りだし、白金から流入したと思われる洋書が棚を占拠し
CDの配置スタンスも変わったころからは、魅力が薄れたために行く頻度を
落としていました。文具が並んでいるのを見た時には、往年との落差に、ちょっと
もうあまり行く気はしないかなとの一抹の寂しさを覚えたものです。

この店を挟んで、自由ヶ丘と渋谷という後発の大型店舗がいずれも実験店舗としての
地位を確立している環境下で、居抜き店舗としての制約を抱えた微妙な立ち位置に
いたことで、白羽の矢が立ったのかと推測しています。
また、中目黒駅自体の位置づけが、日比谷線の乗り入れがなくなったかわりに
副都心線が乗り入れるようになるなどの変化があったことで、動線の影響も
あったのかもしれません。昔の中目黒は、目黒川がどぶ川然としていたこともあり
どうということのない町でしたが、いつの間にか洗練度を増し、ブックオフの
居場所のないような街になったということなのかもしれません。


と、ひとしきり感傷に浸ったうえで、今後の閉店ターゲットを無責任かつ
無慈悲に予想してみたいと思います。

本命としては、やはり沿線に過度に店が集中している田園都市線は要注意です。
最盛期からの店舗網の変化は、池尻大橋と三茶の太子堂の店がなくなったくらいで、
これらはいずれも昨年の店舗圧縮策よりずいぶん前の閉店であることもあり、
過剰感は他の沿線の比ではありません。
個人的な本命は桜新町、希望はいつ行っても全く買えないたまプラーザですが、
中目の事例からすると、文具からの連想で、全く利用されていない趣のある
カフェやキッズスペースを持つあざみ野が要注意。2路線接続駅であることからくる
場代の負担も重くのしかかります。
場代の負担の観点では、都心にありながらも特別な位置づけのなさそうな三軒茶屋は、
渋谷から急行で一駅という立地のコストに見合っていないかもしれません。


あとは、フランチャイズ店舗が多いことで、中央線・丸の内線沿線も過剰感の
警戒水域に達していると考えています。この路線は、立川に大型店を配置したことと、
吉祥寺の店舗を移転して大型化したことで、近隣で中途半端感のある武蔵野緑町と
立川柴崎が閉店しましたが、それでもほぼ各駅に店があるといっていい状況が
維持されています。そのかわりといってはなんですが、この路線に牙城を築いていた
ブックセンターいとうが、西荻・三鷹・東小金井・豊田と軒並み閉店の憂き目に
遭っているため、新古書業界としては一定の圧縮を実現しています。
閉店警報ですが、文具つながりでいえば、阿佐ヶ谷が要注意です。この店は店舗内の
一部の床の状態が危険水域に達しているので、床が抜けて怪我人発生!とか、
そうでなくても建て替えにより閉店、といった事態も、可能性としては意識して
おいたほうがいいかもしれません。
また、中目が撤退することを勘案すると、山一證券の跡地で居抜き感全開で
展開している荻窪ですら油断できないかもしれません。吉祥寺の店舗を移転して
いますので、そちらに機能を集約せよとの経営の意向があったりすると、ひょっとして
ひょっとするかもしれません。


こうして考えていくと、SUPER BAZAARのような複合店と、フランチャイズで長期戦を
覚悟している店以外は、早晩軒並みなくなっていくとの結論になりそうです。
他の可能性として、中型店舗以下で複合店として成り立つような商材が見つかった
場合には、店をそれほど減らさずに運営可能かもしれませんが、その場合には、
本のスペースはかなり削られることになるでしょう。
店が少なくなると巡回の楽しみはなくなるので、あまりそのシナリオは実現して
ほしくないのが希望です。
posted by raoya at 21:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録
2015年02月08日

ワンデイの残存日数

7日 東急線沿線 3店舗

今週末は他の用事等含めいろいろあったこともあり、仕入れに
時間を使ったのは一日だけで、それも出先からの移動距離の短い
店舗を選択しました。
相場連動性値付けの最先端店舗では、ついにターゲット商品の
すべてが相場連動性値付けになっていましたが、価格改定で落として
いるものも少なくなく、また、更新頻度がやはり低いので、
急騰商品を丹念に拾っていけさえすれば、まだまだ多店舗と同様の
収穫も不可能ではない店だとの感触を得ました。そのあたりが、
先月中にまとめて巡回した不得意店舗群の棚との大きな違いです。


ブックオフのワンデイサンクスパス終了の告知によると、
・店頭でのスタンプ取得:2015年3月4日(水)まで
・1dayサンクスパスの利用:2015年8月31日(月)まで
ということで、今日が終わった時点で残日数は
・店頭でのスタンプ取得:24日
・1dayサンクスパスの利用:204日
ということになります。

ということは、残期間に毎日ワンデイサンクスパスを使用する
ためには、端数切り上げ措置を勘案しても、スタンプ数を2031以上
保持している必要があり、その点数に達していない場合には、
残りの24日間でそれに相当するポイントを獲得する必要があります。

私のようにほぼ週末しか利用しない場合には、概算で×2/7して
580程度必要ですが、あいにくそこまでたまってはいませんでしたので、
今後はパスの交換タイミングの見極めがコストに少し影響するといった
ところです。ただ、自分の規模では大した金額インパクトではないので、
そんなことを気にするのであれば別なことを考えたほうがいいか、と
思っています。
posted by raoya at 20:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録
2015年02月01日

撤退でも縮小でもなくこぢんまりと

31日 中央線沿線 3店舗
1日 根岸線沿線等 4店舗(ボウズ1)

これまで、月末を断面に切って期間の振り返りをする、というような
ことはあまりしてきていませんが、今回は週末に月末が到来しました。
1月は、売り上げの方は例月と大差ありませんでしたが、仕入れが
12月同様、以前と比較すると大きく減っています。

週末をフルに仕入れに使う生活を少しずつ見直そうとしていることに
よるもので、月末在庫も12月以降2か月連続で減っています。
意識としては、週末をあたかも通勤しているかのように仕入れに充てる
のではなく、他のいろいろなことにも時間を振り向けようとしています。

ターゲットとしては、仕入れ時間と訪店数を減らし、あわよくば
仕入点数も減らし、その代わり利益率を上げて不良在庫を減らし、
出来上がりの数字は維持、というところを狙いたいのですが、
そんなに虫のいいようにできるかどうかは未知数です。

思い通りにいかなかったとしても、これまでの仕入れで生まれている
不良在庫の発生ペースと、発送コストが今後上昇する可能性があること
とを考えると、少なくとも、これまでよりも仕入れ基準を厳しくする
必要があると考えています。

また、もう一つのポイントとしては、仕入れの出先で、仕入れ品の
重量が負担になっている点を何とかしたいと考えています。
転がして運ぶことは対策の一つではあるのですが、荷物が増えると
仕入れ以外のことをする気が失せるので、そのことを改善したいと
いう意図があります。これに対しては、つい買ってしまう薄利の積み上げが
原因であることははっきりしているので、基準を厳しくしてそれ以下は
心を鬼にして買わない態度を身に着けないと実現しません。

というわけで、撤退や縮小を意図しているわけではありませんが、
もう少しこぢんまりとしたところに当面の着地点を置こうかと
考えているところです。
posted by raoya at 22:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仕入れの記録